くるぶしの腫れ

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くるぶしの腫れ。水が溜まってぷよぷよしている~滑液包炎

なんだか最近、足首に違和感がある。

足を見てみるとくるぶしが腫れている。

触ってみるとぷよぷよしていて、まるで水が溜まっているみたい。

このような症状はそのまま放っておいて良い場合と良くない場合があります。

ではこのぷよぷよした水ぶくれは何なのでしょうか。

●ぷよぷよの正体

くるぶしや肘のように関節の骨が出っ張ったところには、骨と皮膚の間に滑液包(かつえきほう)という薄くて、平たい袋があります。

普段、その滑液包の中には少量の滑液が入っていて、その名の通り、骨と皮膚がこすれず滑らかに動くように、クッションの働きをしているんです。

実は、くるぶしのぷよぷよは、この滑液包が炎症を起こしている状態なのです。

水ぶくれのように膨らんでいるのは、炎症によって滑液が過剰に漏れ出しているからなんですね。

●どうなるの?

これらはどこにでもできる可能性があります。

足関節やくるぶしであれば、圧迫や摩擦によって滑液包が刺激されて腫れるのが大半です。

痛みがそこまでひどくない場合は、自分でできる対策から始めてはどうでしょうか。

●対処法

まず患部を冷やし、安静にすることです。

炎症が小さく、初期の状態であれば自然に治ってしまうからです。

痛みがひどい場合には、万が一のことを考えて、医師の診察を受けるのがよいでしょう。

鎮痛剤を服用し、患部を固定するのが一般的な治療です。

しかし、感染症の疑いがある場合や、ぷよぷよが大きすぎて関節に負担がある場合は、滑液包の中の余分な滑液を針で抜き、滑液の中身を検査することもあります。

この滑液包炎は、治っても同じ場所が何度も腫れ、繰り返すことが多い病気です。

必要のない正座をやめるなど、滑液包炎の原因となった動作をつきとめて、くるぶしの圧迫や摩擦を減らしましょう。

●当院でのぷよぷよの治療

当院にもこのような症状で悩む患者さんが来られました。

もう3回ほど病院で水を抜いたけど、抜いても抜いても

ぷよぷよに戻ってしまう。

さてこの患者さんのくるぶしは現在、水が溜まっていません。

1ヶ月くらいかかりましたが、では僕がどういうことをしたのか

を書いておきますね。

簡単ですよ。

まず、くるぶし周りの腱の滑性が悪いと考えました。

だから・・・

①くるぶしの前後の部位を両手で交互(上下方向)にこすりながら

足首を回してもらいました。

②また、足は全身のクッション機能の働きがあります。

足そのものの、アソビがないんじゃないかと思い、

足の関節で硬くなっているところを調べました。

足の骨は片方で26個。それぞれ関節がありますね。

この方は足の親指のショパール関節というところが硬かったです。

そこを重点的に可動性をつけていきました。

この2つを繰り返しました。

そうすると、だんだんぷよぷよが硬くなってきて

腫れが引いていきました。

当院についてはこちらをご覧ください→うえ接骨院公式ページ

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