長時間座っているとおしりが痛い時の解消法

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長時間座っているとお尻が痛くなってくる・・

このような方は腰痛や背部痛も合わせ持っていることが多いと思われます。

骨盤が正しい位置からずれている、体が歪んでいるなど筋肉に負荷が掛かっていることがあるのです。

座っている姿勢というのは、目先や手先だけを動かしているだけで結構ひどい姿勢をしているのにもかかわらず、長時間その姿勢でいられてしまうものです。

痛くなるまで座っていたりしてしまうのです。

長時間座っているとおしりが痛いのは、太ももの後ろや骨盤周囲から腰にかけての筋肉の緊張が緩まないことで、 血流が悪くなり痛みが出るのです。

尾骨がイスに当たって痛いと思っている方も多いですが、筋肉の緊張が原因かもしれませんね。

ずっと同じ座り方をしていると、背骨の間にある椎間板というクッションの部分がずれて、神経を圧迫する病気に罹ることもあるので、意識して長時間座らないようにしましょう。

●長時間座っているとどうなる?

長時間座っている時の痛みは、体が歪んでいたり、血流が悪くなり痛みが出るのですが、ひどくなるとどうなってしまうのでしょうか?

原因で多いのは、やはり腰痛関連です。

それがひどくなると坐骨神経痛や脊柱管狭窄症などを引き起こします。

・坐骨神経痛

お尻の痛みが、太もものほうやお尻の横、膝のほうへ放散しているようでしたら、坐骨神経が痺れを出している可能性があります。

片方のおしりだけに症状が出ることが多く、放置しているとそのうちもう片方も痛くなることが多いです。

痛みのほかに脱力感、皮膚の異常感覚(触覚・温度覚・痛覚)などを感じる方もいます。

・脊柱管狭窄症

脊髄の通っている脊柱管が狭くなり、神経が慢性的に圧迫されることを脊柱管狭窄症といいます。

脊柱管狭窄症になると歩いたり立ち続けたりしていると、下肢に痛みやしびれが出て歩けなくなります。

しばらく休むと症状が無くなるということがあるのが特徴です。

●ストレッチでお尻の痛みを解消しましょう

腰痛やお尻の痛みも内蔵が原因になることがありますので、そのような疑いがあれば必ず医師の診断を仰ぎましょう。

内蔵疾患などに問題がなければお尻の筋肉を改善するためのストレッチを行いましょう。

お尻にある筋肉群「大殿筋」と「中殿筋」をストレッチでほぐしましょう。

・大殿筋ストレッチ

座った姿勢から

片方の膝に、もう片方の足を乗せます

そのまま、両足をお腹のほうへ引き寄せます

ゆっくり5回深呼吸

ポイント・・足を胸に近づけるのではなく、お腹に近づける

・中殿筋ストレッチ

これも座って行う方法を記載しておきます。

座った姿勢から

片方の膝に、もう片方の足を乗せます

胸を前へ突き出して折り曲げた足に近づけます

ゆっくり5回深呼吸

ポイント・・コツとしては足を組んでから、体を深く前屈させることです。(大殿筋と逆の動きですね)

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