【自律神経の不調】はどうやって治すの?

症状ページ

食べすぎ・冷え・部分疲労・ストレスなどによる体調不良。

どこか痛いわけじゃないけど調子が悪い。

このような症状でお悩みの方も多いのではないでしょうか。

テレビや新聞、また病院などでも「自律神経の不具合」といわれたこともあるでしょう。

では自律神経とは何?

身体の不調とどう関係しているの?

●自律神経とは

自律神経は、循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するために、24時間働き続けている神経です。体の活動時や昼間に活発になる交感神経と、安静時や夜に活発になる副交感神経があります。

その2つのバランスをそこなうのが「自律神経の乱れ」です。

不規則な生活やストレスによって自律神経の働きが乱れると、体の器官にさまざまな不調が現われます。

●背骨の構成

まず背骨を構成している椎骨は、

頸椎が7個

胸椎が12個

腰椎が5個

あと、仙椎、尾骨とあります。

それぞれが、体や心の状態と密接につながっています。

背骨(脊椎)には神経が中に通っています。

その神経は、運動神経・知覚神経・自律神経があり、

それぞれ筋肉や内臓に繋がっています。

背骨(脊椎)が歪むと、そこから出ている神経を圧迫して、

働きを悪くし、影響を及ぼしてしまうのです。

それが自律神経ならば、内臓の働きが悪くなったりします。

●自律神経と内蔵のつながり

今回は内臓との関連性なので、自律神経が圧迫された場合となります。

では、どの骨がどの内臓と関連しているのでしょうか

自律神経線維と内蔵器官のつながりを図にしたものです。

もっと簡潔にしたのが下の図です。

例をあげますと頸椎2番は脳内血行、胸椎4番は心臓、10番は腎臓、腰椎2番は消化器、3番は泌尿器に関連します。

●どのように診断するの?

からだのどんな異常も、必ず、体の表面に現れています。そして中でも関連する背骨のどこかに、現れてきます。

内臓の不調も、筋肉や骨の症状も、自律神経や血液循環などのことも、みな現れてきます。問題がある骨は、弾力を失っていたり、鈍くなっていたり、硬くなったりしていきます。

 例えば、胸椎9番が硬くなっていると、肝臓がかなり疲れているといった具合です。

からだの外側から、からだの内側の状態を把握することが可能なのです。いってみれば、背骨は、からだ全体からの詳細な報告書が集まる、情報センターのようなものなのです。

●当院での自律神経整体治療

当院でも自律神経にアプローチした技術を取り入れています。

特にこの背骨を観ることに時間をかけます。これを「観察」と呼びます。観察は、からだの声を聞く、具体的な方法、技術といえます。整体操法では、最重要なこととされています。

うつ伏せになっていただき、背骨に指のはら(指紋のあるところ)で、やわらかく触れていきます。その方のからだの状態、つかえや偏り、特性や傾向などを、把握していきます。

それによって、その方のからだ全体の地図を読みとっていくのです。

●強く揉むのではなく「手を当てる治療」

治療方法は愉気(ゆき)といって、わかりやすくいいますと、体に手をあてることです。

気を用いる、などといいますと、特別なことと思われるかもしれませんが少し違います。

 誰もが、無意識にごく自然な形ですでにおこなっていることです。頭が痛いとき、お腹が痛いとき、自然に痛いところに手をあてる。あるいは、お母さんが子供の体の痛いところに手をあてているようなことです。

人は誰でも自分自身を癒す自然治癒力とともに、人を癒す力も持っています。整体法の気は、循環していく気です。なので、人のからだに手をあてることによって、患者様のみならず施術をしている私たちも元気になっていきます。

当院についてはこちらをご覧ください→うえ接骨院公式ページ

コメント

タイトルとURLをコピーしました