股関節の痛みはこのトレーニングで解消しよう
●股関節の痛みには筋トレが有効?
痛みがあるのに「筋トレ?」
股関節の痛みでお悩みのみなさん。通院している病院や治療院などで
「筋トレ」をすすめられた経験はありませんか。
なぜ股関節痛の方々には「筋トレをしなさい!」と言われているのか?
一昔前は数年前からの痛み、または最近起こった痛みでも股関節に痛みがありレントゲン上に異常があると、「痛い方の脚をかばいなさい。」と指示する先生が多かったです。しかし・・・・
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脚をかばうと、確実にかばった方の脚の筋力は低下します。
↓
だから・・
脚をかばうことにより必ず起こる筋力低下を、脚に負荷をかけない筋トレでカバーしなさい。
それがプールでの運動であったり、重りをつけた運動だったわけです。
もともとは、その様な考えで「筋トレしなさい!」が始まったように思います。
脚をかばいながら筋力を維持するのは並大抵の努力でも・・・難しいと思います。
私の担当した症状の中でも筋トレの必要性を感じたものは股関節の症状。
中には、手術をされた方もいましたが
術前も術後も
日頃のトレーニングは不可欠です。
●その股関節の痛み。手術は最後の最後で!
左右の脚長差が5センチ近くある
O子さん(当時51歳)は、
還暦を迎えた今でも手術なしでゴルフしていますので股関節の痛みにお悩みでしたら
ぜひ参考にされてはいかがでしょうか。
骨の頭には
軟骨というクッションがありますが、

変形性股関節症は、
軟骨が擦り減ったり、骨が変形し
股関節の働きを低下させてしまった状態。

生まれき股関節のポケットに問題がある「臼蓋形成不全」や、
「先天性股関節脱臼」などの人が、
中年以降、変形性股関節症になるケースが多いです。
末期ではなく、その手前の時期が一番痛い
という専門家もいますが、
寝ていても、座っていても痛いのは辛いですね。
●股関節の症状のトレーニング
二昔前までは
スポーツダメ、水泳ダメ、遠足行っちゃダメ・・・
という時代でしたが
最近は、、、
歩きの衝撃を吸収する能力をつけましょう
筋力をつけましょう
姿勢を良くしましょう
自分でできるケアやテーピングなどは覚えましょう!
・・・という考えになってきました。
関節で十分な支持できないので、
代償的に筋緊張が強まったお腹やお尻の筋肉を刺激して
筋活動を緩和する方法もあります。
代表的なものはこちらの「お尻あげトレーニング」

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しかし、今回推薦するのは・・・・
四つん這いで階段を昇ることで、
全身の協調性を学習する
という運動をおススメします。

とは言っても、痛い、足が上がらない、またはそもそも階段がない…など、
いきなりこのレベルに移行できない場合、
机に両手をついた前傾姿勢で、
広めに開いた足を左右交互に軽く上げ下げ

というパターンから
始めてみてはいかがでしょう。
簡単なことですが、全身の協調性を養うことで股関節にかかる負担はかなり軽減される
はずです。
そのあと股関節周囲の筋肉など部分的な強化をしてみてはどうでしょうか。
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