膝が伸びない!という方のための解消法
正座はできるが膝が伸ばせない・・
10分くらい座っていて立つ時に膝が固まったみたいで痛みも出る・・
膝を伸ばすと伸びにくく、痛みがでるので病院に行ったら変形性膝関節症と言われた・・

ヒザが伸びにくい!
という症状に共通する一番多いパターン、
その「対策」を紹介したいと思います。
実施後は、、、
「あれっ、若い時の身長に戻った!」
「うわっ、ヒザが伸びてる!」
・・・と
ヒザ変形と半月板受傷の78歳・女性の患者さんが驚いたほどです!
このように、
本当は、今以上にヒザや腰が伸びるはずが、、、
伸ばし方の、コツがわからない
というパターンです。

だから、
たとえ自分でできなくても
家族の誰かに覚えてもらってでも、
実施してほしい!!
と思います。
●では、ヒザの伸ばし方・・・
まず、床に腰を下ろして
ふくらはぎに下に枕かクッションを置きます。
次に、
上から手で押さえてヒザを伸ばしますが、

ヒザのお皿の真上ではなく、
その位置よりもちょっと上に手を置いて、
足首は90度で、ヒザを伸ばしますが、
太腿のひねりの角度がカギになります。

太腿のひねりの角度がカギになります。
つま先の向きが、
外向き、真上、内向き…のうち、
手で押してヒザを伸ばす時に、
一番痛くない“楽”な「つま先の向き」を選んで、
30秒伸ばします。
やっている間は、
足首の角度が緩んで来ないようにしましょう!
●自分に合った太腿のひねり角度を選んでヒザを伸ばす
このやり方の最大のメリットは、
ヒザ関節の中の「滑り」が良くなること!!
実は、関節は機能上、
【転がり】と【滑り】が必要になります。
関節がスムーズな「転がり」は重要ですが、
それだけでは、十分な快適さは生まれません。
●関節の滑りを引き出す
関節が転がるだけだと関節面から、【ガケ崩れ】を起こします。
骨どうしがぶつかって【軟骨つぶし】を引き起こすんです。
だから、
自分に合った太腿のひねり角度を選んで
ヒザを伸ばすことで、
【滑り】を引き出して、
快適なヒザにしてください!
●“関節の滑り”をより一層引き出す方法
ヒザ伸ばしとセットで行なうと、効果アップです。
イスに座ったままできます!!
(1)右足だけ手前に引く(イスの下に右足がきます)。
カカトは浮いた状態で結構です。
(2)手で、右ふくらはぎの一番上の部分を
前へ6~20秒間押します。

(手を使って前へ向かって押す)
*ポイントは、ヒジを伸ばしたまま押す(両手でもOK)。
上体(胸やおなか)を縮めないように、体重を利用して押す。
手が届きにくい場合は、ゲンコツや手の親指で押してもOK。
*ヒザ裏に手(or座布団)を入れて20秒しゃがむ(or正座)を
セットで併用するとさらに、効果がアップします。

関節の中に滑り(ズレ:距離)ができることで、
ヒザを伸ばしたときスキマができるので、楽に伸ばせます。
スキマができることで、軟骨が水分を含んで膨らみやすくなるという
副産物も期待できます。
歩いてみると・・・
何だか、新品のヒザになったみたい!
ヒザにクッションが入った感じ・・・
ぜひお試しください。
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