五十肩の対処法~セルフストレッチ
痛くて肩が上がらない。
この痛みは何?
特に心当たりがないのに突然痛くなった!!!

それは「五十肩」と言われるものかもしれませんね。
名前の由来は五十代になると発症することが多くこの名前がついていましたが、現代になって若年齢傾向が増し「四十肩」とも言います。
はっきりした原因は不明ですが、症状は同じものです。
●五十肩のチェック
さてあなたが五十肩の危険があるかどうかチェックしてみましょう。
・以前から肩甲骨の動きが悪い
・肩を酷使してしまった
・運動不足ぎみである
・立ち姿勢や座り姿勢があまり良くないと思う
●まずは病院に行った方がいい症状

・鋭く強い痛みがあったり、夜間や安静時にも痛みが持続する場合
・就寝時の寝返りで痛みが発する場合、また前ならえで腕が90度以上挙げられなかったり、後ろ手に腰を触れない場合
重度の場合は拘縮肩といってずっと痛みと可動域制限が残るケースがあります。
●自分でやる五十肩の対処法
・急性期は安静にする
・急性期の強い炎症は冷やす
性期で痛みが強い場合はアイスバッグなどで冷やします。痛みや腫れを和らげるために日中、3~4時間おきに20~30分冷やします。
※触る感覚もわからないようであれば冷やし過ぎですので注意してください。
・拘縮期〜回復期の痛みは「冷やす」「温める」を心地よさで選択する
慢性的な炎症ではほんのりと患部を冷やしてから軽く動かします。
この時期は温める方が心地よいと感じる方もいるので、急性炎症でない場合は心地よい感覚を大切にします。
●五十肩に対するストレッチ
五十肩の人は自由に肩関節が動かせないと思います。
動かせる範囲で無理せずやってみましょう。
ポイントは肩甲骨にアプローチすることです。
①肩甲骨を開く運動

顔の前で腕を合わせて肩甲骨を開いて、閉じてを繰り返す運動です。
②肩甲骨を上げ下げする運動

肘を上へと出来る限り上げます。
③肩甲骨を閉じる運動

自然と開いていってしまいがちな肩甲骨を閉じる運動です。
肩を寄せるイメージでゆっくりとおこないましょう。
④肩の旋回運動

クルクルと20回ほど回したら逆方向に回します。
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