強力なライバルに勝つマーケティング

マーケティングスキル

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こんにちは。しまかげデザインの上野です。

今回はあなたのまわりのライバル。つまり競合他社に勝つためにはどうしたらいいのか、ということについてお話していきたいと思います。

いかにライバルよりも選ばれるか、ということが売り上げを上げていくためには課題になってきますよね。どのように他社に勝っていけばいいのか。明確な答えはないかもしれませんが、1つのヒントになれば幸いです。

USPを見つける

集客をするためには広告を使います。

広告を作る時はターゲットを決め、あなたのビジネスの強み(USP)というものを考えてキャッチコピーを書いていきますよね。

USPとはUnique Selling Propositionの略で簡単に言うとその商品などの「強み」とか「売り」のことです。

あなたのサービスや商品が他社よりも優れている部分は何か?

他にはない特徴は何か?

そういった部分を書き出して、見込み客に伝えていくということは広告をやっていく上で必要なことです。

USPの参考例

USPを上手く打ち出したキャッチコピーをいくつか挙げてみます。有名企業のものばかりなので、わかりやすいと思います。

・100人乗っても大丈夫(稲葉製作所)

テレビCMでもおなじみの「イナバ物置」ですよね。このキャッチコピーは1987年ごろから使われているみたいです。30年以上も使われているコピーですからスゴイですね。丈夫さをウリにしているということがわかります。

・お、ねだん以上ニトリ(ニトリ)

インテリア小売業のニトリです。値段以上の価値がある良品質製品を販売している。ということを伝えています。個人的に好きなコピーです。

・明日来るASKUL!(ASKUL)

会社勤めの方なら聞いたことがあると思います。事務用品を中心に様々な商品を取り扱う通販会社ですね。時間の期限はあると思いますが、商品を注文してから「明日」にはお届けしますよ!というスピードを強みにした会社です。

勝たなくてもいい。負けなければいい。

これらのコピーを見るとUSPが一目瞭然ですよね。

大手の企業だけにコピーも一流です。

はたして我々のようなスモールビジネスオーナーがこれらの企業に太刀打ちできるのか・・

不安になりますよね。

まあ、はっきり言って勝てません!

考えてみてください。我々のビジネスがテレビでCM流せますか?テレビCMなんて1本何千万ですよ。そんな資金あるわけないですよね。

それにそこまでの規模で戦っていません。

では、どうしていけばいいのか?

USPを作ってアピールすることは大切です。

なぜならお客さんは「比較の中でしか選べない」からです。他と比較したとき、自分にとってお得そうな方を選びます。

なので、「ここが強みです!」と明確にしておくことは必須条件です。

しかし、それだけでは名前の通ったところに勝つことは難しいかもしれません。

例えば、こだわりの素材で作った個人のハンバーガーとマクドナルドだったら、やはり多くの人はマクドナルドのハンバーガーを選ぶでしょう。

ということは広告費を大量にかけて認知度を高めている会社の方が絶対的に有利だということです。

そんなライバルたちに勝つにはどうすればいいのか?

まずは「勝たなくてもいい」と発想を変えてみることです。

戦おうとするから勝ち負けが生まれます。

もっと特徴を作らなければ!

もっと広告費をかけなければ!

それをやり続けていると、いずれ疲弊して潰れてしまうかもしれません。

戦う場所を変えましょう。

USPを少しズラしてみる

私が以前にやっていた講座があります。副業WEBマーケティングなんかのテーマでやっていました。

副業の講座なんか世の中いっぱいありますよね。どこもうちの講座は何が違うのか!ということを言い合っています。

内容的にはそれほど大きな違いはないんですけど、少しでも違いを見つけてアピール合戦を繰り広げています。

そこで、うちの講座はというと、強みと言ってもどうしても他にあるようなものになってしまう。

内容を見返してみると、特典として「ポイントサイトの活用で月10万円を手に入れる方法」というものをつけよう、となっていました。

じゃあ、このポイントサイトの部分を特典じゃなくてメインに組み込んでみたらどうだろう。

ポイントサイトの中身はWEBマーケティングの要素がふんだんに詰まっています。

それを実際に使ってポイントを貯めながら講義をしていくということにカリキュラムを作り変えました。

講座を学びながらポイントを貯めて、講座分のお金を稼ぐこともできるというものです。

お得だと思いませんか?

それによってターゲットを「副業起業したい主婦、女性」に変更したんですね。

他のWEBマーケティングの講座やスクール、セミナーが主に男性をターゲットにしているところが多かったので、私たちはそこと戦わずに集客することができました。

このように少し別の角度から商品やサービスの特徴、強みを作り出すことも一つの方法ではないでしょうか。

「戦わない」という考え方をしてみる。

戦わないから負けることはありません。

すべてに当てはまるわけではありませんが、このような観点でビジネスを構築していくこともいいかもしれませんね。

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独自のポジションを作る方法

こちらの本なんかすごく参考になりますよ!「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門

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