「三方よし」近江商人の商売の心得より

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こんにちは。しまかげデザインの上野です。

みなさんは近江商人ってご存知でしょうか。

近江商人というのは、鎌倉時代から江戸時代にかけて活躍した、滋賀県の近江出身の商人のことで、一介の行商人から一代で財を成すことで知られていました。

肩に天秤を担いで、自分が住んでいる近江の特産品を、他の地域に行って売りさばいていました。

そして、そこで稼いだお金で、その出先の地域の商品を買い込み、地元に帰って再び売りさばくという形でビジネスを大きくしていきました。

近江商人が創業した企業は、今では誰もが知っている大企業も多く、代表的な例で言えば、大丸、高島屋、白木屋、ふとんの西川産業、伊藤忠商事、ワコールなどなどです。すごいですね。

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近江商人の心得

近江商人のコアとなる考え方は「三方よし」ということでした。

「三方よし」とは、 「売り手よし、買い手よし、世間よし」という考え方です。

つまり、売る人(売り手)も、買う人(買い手)も、両方が幸せになるようなビジネスをするべきであり、そして、そのことによって、社会がより良くなる方向に導かれるのが、ビジネスの基本だというわけです。

そういわれたら、まあ当たり前でしょって感じですが、売ったら売りっぱなしにしているってこと、結構ありませんか?

売りっぱなしはダメ!ゼッタイ

実際、私事ですが以前、自分の商売のホームページをあるホームページ制作業者に作ってもらったんです。

その頃は今よりずっと自分自身にWEB知識が無かったので、完全に言いなりでした。

継続課金制ではなく、買取タイプだったので、決まった金額を払いきればもうお金はかからないというものでした。

契約する時は当然、うまい言葉ばかりを並べ立て、期待値を上げに上げてくるので、ついつい契約してしまったんですよね。

WEB集客はお任せください!

アフターフォローも手厚く行っています!

・・・

とかね・・

そして、他のWEB制作業者は製作費だけでなく、その後も月々の管理料がかかるのが普通ですが、うちは違います!な・な・なんと、驚かないでください!

この金額を払っていただいた後は、サーバーレンタル料だけで管理料とかは一切かかりませんので、まるまるお客様自身のものになるんですよ、って言われたので何だかお得な感じがしたのは確かですけどね。

もちろん、安い金額じゃないですよ。

ホームページ自体は、まぁある程度のものを作ってくれたのはいいのですが、今考えるとプログラミングができる人なら簡単に作れる程度のものだったなって感じの商品でしたよ。

ワードプレスでね。

そして案の定というか、お金を払って作った後は、もう何も連絡なしでしたよ。

実はここなんですよ!文句のひとつも言いたくなるのは・・

集客がどうのこうのってのは、ホームページだけじゃどうにもならないでしょうよ。そりゃね。

広告を打つとかSNSとかを絡めなきゃ誰にも知ってもらえないんだけど。

でも、当時の自分は何も知らなかったのよ!

だからこそ、少しくらいは「どうでしょうか?」くらいお伺い立ててほしかったなぁ。

まぁWEB制作業者ってそんなもんなんでしょうけどね~。集客のことはプロじゃないよね。

今ならわかりますよ。

そうは言っても「その後、お客さんの反応はどうですか?」くらい言って来いっての!!

顧客心理としてはそう思いましたよ。

だってホームページを作ることが目的じゃなくてさ。

集客の足しになるかな~ってことで契約したんだから。

当然そのホームページは今はもうサーバーも解約して別のホームページを自分で作りました。

思い出したらついつい愚痴ってしまった・・

近江商人の心得を少々・・

さて、この三方ですが、

売り手と買い手まではわかります。

そしてもう一方、社会もよくならないといけないというところが、なんだか感動しますね。

これが商売のコンセプトに当たる部分だと思いました。

この考え方があったから繁栄していけたんだと思います。

一時的に儲かるだけではなく、ずーっと長い年月、繁栄していける商売を築いていけたのはこの考え方が受け継がれてきたからなのでしょうね。

近江商人の教えのひとつにこんな言葉があります。

近江商人の商売の心得十訓というのがあるのですが、

今回はそのうち2つを・・

ひとつ目は、

「お世辞を言って商品を売りさばいてしまえば、それでいい、その後のことは知らない」というのでは商売は繁盛しない。売った後に、いかに面倒を見るかが大切である。面倒見のいい商人には、常連客が集まるものである」

もうひとつ紹介します。

「資金の少ないことを嘆くことはない。むしろお客さんへの信用の足りないことを嘆くべきである。信用のない商人は、絶対に繁盛することはない。とにかく信用を得ることにまず励むべきである」

常に心にとめておきたいですね。

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