はじめての方はこちらから!
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こんにちは、しまかげデザイン上野です。今回はAmazonKindleで電子書籍を出版する具体的なステップをお話します。
電子書籍を出版するプラットフォームは色々ありますが、まずは一番マーケットシェアの大きいAmazonでの出版をおススメします。
電子書籍を出版するメリットはやはり費用がかからないこと。限りなくゼロに近い費用で自分の本を出版することができるのです。
そして、本が売れた際の印税は35%~70%。商業出版だと10%ぐらいですから、上手くいくと結構稼げるかもしれませんよね。
執筆
このブログを読んでいるということは、何か自分でも本を出版したいな、という構想が頭の中にあるのではありませんか。あるいは、もうすでに書き始めていて、どうやってkindleにアップロードすればいいのだろう、と思ってこのブログにたどり着いた方もいるでしょう。
kindle出版は本当に簡単で短時間で出来るものです。慣れたら30分程度で出稿までできます。
一番時間がかかるのは、やはり執筆ですよね。
ここはしっかりと自分の納得いくものを書き上げてください。出来上がったら2~3回は校正した方がいいでしょう。焦らずに取り組んでください。
これから書くという方はMicrosoft Wordで原稿を書かれることをおすすめします。
というのも今回お伝えするアップロード方法はWordのみで出来るからです。
実際に私がWordのみで書いた電子書籍です➡「売れるWEB広告が書けるの巻き」
すでに書いているという方も完成したらWordにコピペしてもいいと思います。
AmazonKindleはワードの「.docx」というファイルで出稿することができるんですね。
ちょっと前まではEPUBファイルに変換しないといけない!という情報が多かったのですが、Amazonkindleは必ずしもEPUBに変換する必要はありません。
EPUB(イーパブ)とは「電子書籍のファイルフォーマット」のことです。
でもAmazonkindleでは下記のファイルがアップロードできるんですね。
KDPでサポートされている電子書籍のファイル形式は・・
- 推奨されるファイル形式:
- Microsoft Word (DOC/DOCX)
- EPUB
- サポートされているファイル形式:
- HTML (ZIP、HTM、または HTML)
- MOBI
- リッチ テキスト フォーマット (RTF)
- プレーン テキスト (TXT)
- Adobe PDF (PDF)
実際にkindleでどのように表示されるかについては、Amazonの無料のアプリ「Kindle Previewer」というソフトで確認することができますのでご安心ください。
Microsoft Wordで文章作成
私が使っているWordはMicrosoft Word for Microsoft 365 バージョン2002というものです。バージョンによってパネルの位置などの違いはありますが、探せばどこかにある機能なので問題はないと思います。
手順としては・・
・レイアウト変更
・文章入力
・見出し設定
・目次設定
・画像挿入
この順番で作成することができます。
ひとつひとつ見ていきましょう。
【レイアウト変更】
電子書籍を購入する読者さんは様々なデバイスで電子書籍を読みますよね。パソコンで読む人もいればタブレット端末やスマホアプリ、電子書籍リーダーで読む人もいます。
なので、それぞれのデバイスで表示が違ってくるので余白やスケールなども変わってしまいます。だから、そういった余白を整える必要がありません。無駄骨を折るということになってしまうんですね。
そこで、いっそのこと「余白なし」に設定してしまおうということなんですね。
上にある「メニューバー」から「レイアウト」をクリック。
そして「余白」をクリック。
「ユーザー設定の余白(A)」をクリックします。
出てきた表示の「上下左右」をすべて「0mm」に変更してください。「OK」を押すとアラートが表示されるので「無視」をクリックします。
そうすると余白無しのテキストが設定されます。
【文章入力】
このテキストに文章を書いていくか、あらかじめ書いていた原稿をコピペしてください。
【見出し設定】
原稿にある「見出しの部分」を選択してください。
そして、「ホーム」のところに「スタイル」という項目があると思います。
そのスタイルから「見出し1」を適応させましょう。
「見出し1」は大見出し
「見出し2」は小見出し
「表題」は本のタイトル
というふうに区別しておきましょう。
「見出し」を設定したらその「見出し」のスタイルを好きなように変更しましょう。
例えば「あああああ」というのが見出しです。段落を中央ぞろえにして、フォントをMSゴシックにしました。文字サイズは20に設定して太字にしました。
このように本文のスタイルと見出しのスタイルは変えていくと「見出し」っぽくなります。
以下すべての見出しに適用しましょう。
【目次設定】
電子書籍はリンクすることができるので便利ですよね。クリックしたら所定の場所に飛ぶことができます。Wordでは目次を自動で作成してくれる機能があります。
実は「見出し設定」は目次を作成するためにも必要な作業だったんですよね。ただ単にテキストで文字サイズや太さを変えただけでは、「目次」は作れません。
では、まず一番上の「見出し」の前にカーソルを持ってきて、私のWordだと「挿入」から「空白のページ」もしくは「ページ区切り」を押すと1ページ白紙のテキストが追加されます。
要は「目次ページ」を最初に作りたいということですね。
そして、私のWordでは「参考資料」のところの「目次」をクリックします。
その中の「自動作成の目次」を選ぶと、目次が作成されます。
自動作成なので目次が作られると自動的に見出しとリンクされています。でもあなたがお使いのWordのバージョンによっては「目次」と対応する「見出し」のハイパーリンクをしていかないとリンクされないかもしれません。
もし、自動でリンクされないのでしたら「ハイパーリンク」を探して設定してください。
ハイパーリンクがわからなければ「Word ハイパーリンク やり方」などでググってみてください。
あと、目次の右端のページを表した数字は削除しておきましょう。
実際の電子書籍とはページ数も変わってきますし、
リンクされているのでクリックしたらそのページに飛びますので。
【画像挿入】
次に画像を入れたい場所にカーソルを持ってきて、
「挿入」➡「画像」をクリック。
好きな画像を入れていきましょう。
最後に「保存」して終了。
保存する時の名前は「.docx」の前に出来るだけローマ字で入力するようにしてください。
日本語だとまれに上手く反映されないこともあるみたいですよ。
Kindle Previewerで確認
完成したらKindle Previewerで確認ですね。
Kindle Previewerのダウンロードはこちらから。
どうでしょうか。無事に確認できましたか?
ここまでできたら、あとは表紙のデザイン、そしてKDPに出稿すれば出版に至ります。
電子書籍を作ったら次は、
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私が用意したフロントエンド商品はこの「セールスライティングの基礎」。
この「セールスライティングの基礎」というnoteだって、私が数百万かけて学んだ内容です。もちろん今ではライティング講座を開催していますが、そこで話している内容です。
テクニックは探せば無料でどこにでも落ちています。
一番大事なものは「熱量」!
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