バーのカウンターで、雰囲気を味わいながら飲むのがカクテルです。
勿論バーで飲むのが一番ですが、自宅で再現して味わってみませんか。
リーズナブルですし、自由気ままに楽しめます。
レシピ通り作るもいいですし、自分オリジナルも作ってみてください。
形式にとらわれずに、自宅で気軽にバーの味を楽しんでみませんか。
ベースは2種で十分に楽しめます。
ジン、ウオッカ、テキーラ、ラム、ウイスキー、ブランデー、ワイン、
リキュール、ビール、日本酒などベース酒類は多数あります。
酒類は何を選べばいいのか迷いますね。
最初からたくさん揃えなくても、十分楽しめます。
先ずは風味が控えめで無色透明など使いまわしのきくジンとウオッカが、
比較的リーズナブルで入手しやすいでしょう。
1000円くらいから、レギュラーボトルがあります。
もちろん、飲みかけのウイスキーがあればそれで十分です。
ドライジン
ロンドンドライジン、ジュネバジン、プリマスジン、フレーバードジン、
オールドトムジン、シュタインヘーガーなどがあります。
世界で飲まれているほとんどは、ロンドンドライジンとジュネバジンです。
ロンドンドライジンは、辛口で風味が控えめ無色透明で何かで割って飲むのが一般的。
ジュネバジンは、香味が強いので酒本来を楽しむストレートやロックがよいでしょう。
ロンドンタイプが、カクテルでは多用されてます。
ウオッカ
レギュラー、フレバードに大別されます。
レギュラータイプは、無色透明で原料に由来する香味はほとんどありません。
フレバードウオッカは、色々な香味素材を使って香りをつけてあります。
無色透明で癖のないレギュラータイプが、カクテルには最適です。
レパートリーが広がるリキュール類。
沢山のリキュールやジュース類があります。
リキュールの種類は、使用する主原料によって分類されます。
香草・薬草系 : 香草や薬草、スパイスを使用したもの。
果実系 : オレンジ、バナナ、レモンなど果物を使用したもの。
ナッツ・種子系 : アカデミアナッツ、クルミ、コーヒー、カカオなどを使用したもの。
特殊系 : 牛乳、卵、チョコレートなどを使用したもの。
材料の数だけ種類があります。
フルーツジュースは、果実があれば搾ります。なければ100%ジュースで代用します。
有名どころを2~3拾ってみました。2000円くらいからとベース酒類より値が張ります。
お好みでアレンジしてみてください。
ドライベルモット
スティルワイン:一般的ワインで、白、赤、ロゼワインがこれです。
スパークリングワイン:炭酸ガスが含まれているワイン。シャンパン等。
フォーティファイドワイン:一般的なワインよりアルコール度数を高めたもの。
フレーバードワイン:香草やフルーツ、ハーブ、スパイスなどのフレーバーを
つけたもの。
この様に分類されるワインのなかの、フレーバードワインがこれです。
カンパリ
香草・薬草系リキュールで、もっともポピュラーといえるでしょう。
赤色で独特のほろ苦さが特徴で、カクテルによく使用されます。
アプリコットブランデー
ブランデーとは、ワインを蒸留した酒です。
ブドウを原料としたものをグレープ・ブランデー、それ以外の果物を原料と
するものをフルーツ・ブランデーとよびます。
一般的にブランデーと言えばグレープの方ですが、ここではフルーツの方、
「アプリコット」あんずのブランデーです。
カクテル道具基本セット
沢山ある道具すべて揃える必要はありません。
勿論あれば便利です。
でも4点あれば、多くのカクテルが作れます。
セットで2000円くらいのもので十分です。
シェーカー
材料を混ぜ合わせる時に使用する、代表的道具です。
材料と氷を入れて強く振ると、中身が混ざり同時に冷やすことができます。
シェイカーひとつでたくさんのカクテルができるので、
最初に揃えることをお勧めします。
大、中、小とサイズがありますが、中のステンレス製のものが冷えも早く扱いやすいです。
メジャーカップ
材料を計量するものです。
上下に大小2つのカップがついてます、ここに材料を入れて計ります。
大きい方が45㎖で、小さい方が30㎖が一般的です。
小3分の2で20㎖というように計ります。
カップのサイズは、幾つかの組み合わせがあるので使いやすいものを選びましょう。
ミキシンググラスとストレーナー
ミキシンググラスは、厚手のガラス製の注ぎ口のついた容器です。
材料と氷を入れて、バースプーンで混ぜ合わせます。
ストレーナーは、ミキシンググラスで作ったカクテルをグラスに
注ぐ時にかぶせます。余分な氷などが入らないようにするものです。
バースプーン
両端にスプーンとフォークがついたもの。
スプーンは材料を混ぜ合わせたり、計量も出来ます。
フォークは瓶ずめフルーツを取ったりに使用します。
いくつかサイズがありますが、長め物が混ぜやすいでしょう。
グラス
自宅にあるコップでも十分用を足すのですが、より雰囲気を味わうのであれば
グラスにこだわってみませんか。[補足ですが]
平底グラス
脚のついてない底の平らなグラス、時間をかけて味わうロングスタイルカクテルに
使います。
タンブラー、コリンズ・グラス、オールド・ファッションド・グラス等。
脚付グラス
脚のついたグラスで少量を味わう、ショートスタイルカクテルに使います。
上品な雰囲気を楽しむことができます。
カクテル・グラス、シャンパン・グラス、ワイン・グラス、ゴブレット等。
道具がなくても楽しめるカクテル
道具を揃えてからでなくても、楽しめるものもあります。
若干雰囲気は損ないますが、味わうことはできます。
氷はスーパー等でかち割ったような物がいいでしょう。
ギブソン
ドライジン 50㎖、 ドライベルモット 10㎖ をミキシンググラスで混ぜ合わせ、
カクテルグラスに注ぎパールオニオンをしずめる。
同じ様なレシピで辛口カクテルの代表的なマテイー二があります。
ドライジン45㎖、ドライベルモット15㎖、オリーブというように微妙な酒量と添え物で
別物になります
ミキシンググラス等なければコップで代用してみてください。好みに合わせてオリジナルカクテルを作ってみませんか。
オニオンやオリーブは、入手しにくい場合もあるので必ずしも無くてもいいと思います。
ウオッカテイーニ
ウオッカ 45㎖、 ドライベルモット 15㎖ をミキシンググラスで混ざ合わせ
グラスに注ぐ。レモンピール搾りオリーブを飾る。
マテイーニのジンをウオッカに変えたものです。別名カンガルー。
ジン・ベースに比べ、ソフトな味わいです。
カンパリソーダ
カンパリ 45㎖、 ソーダ 適量を氷の入ったグラスに注ぎ混ぜ合わせる。
世界中で飲まれてる、ポピュラーなロングスタイルカクテルです。
炭酸がぬけてしまうので、混ぜすぎないよう注意。
スライスオレンジを飾る。
ツアリーヌ
ウオッカ 30㎖、 ドライベルモット 15㎖、 アプリコットブランデー 15㎖、
混ざ合わせてグラスに注ぐ。本来はシェイクします。
上品な味わいの見た目も美しいカクテルです。
まとめ
カクテルには、沢山の種類があります。
バーへ行くのが一番ですが、自宅で自分流カクテルを楽しむのも素敵ですよね。
道具を増やしたり、酒類を増やしたり世界が広がると楽しいですね。
色々カクテルにチャレンジしてみてください。
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